生きた木は木陰を作り、風よけとなり、種によっては食糧を供給し、心に潤いを与えるので、人家周辺に木を植える事は世界に広くおこなわれる。地域によってその有り様は様々である。特に大きな樹木を神聖視して、これを祭り崇めることを巨木信仰という。天に届く木や、世界を支える木に関する神話伝説があちこちに見られる。
単独の樹木ではなく、森林、あるいはそれを置く山を信仰の対象とする場合もある。日本では神社には鎮守の森があり、さらに神木がまつられることもある。 木にかかわる神話伝説の類いには以下の様なものがある。
世界樹 - 生命の樹 - 知恵の樹
潤いと木陰を求めて樹木を栽培することもよく行なわれる。町の中に植栽されたものを街路樹、特に道路ぞいに植えられたものを並木、庭の仕切りとするものを生垣、家を覆うように作られるのが屋敷林といったふうに、様々な呼び名がある。
木は製材され、木材となり、建築材や家具、さまざまな道具の材料として利用される。材木の供給を求めての人工林も作られる。内装に無垢材を使用した家はシックハウス症候群対策に再び見直されはじめた。また、木の香りにはリラックス効果が認められている。
また、人類の歴史のはじめから、燃料としても利用されてきた。木を蒸し焼きにして炭化することで、燃料としての有用性を高めたのが炭(木炭)である。
現代社会では、紙の原料としての用途も重要である。
